発売年 | 1984 | 定価 | ??? | モジュール | 108 | |
機能 | 秒表示 | ○ | アラーム | ○ | 音 | ○ |
曜日表示 | ○ | SW | 1/10 | ライト | ○左 | |
年設定 | - | DT | - | ボタン数 | 4 | |
特徴 | 人気の「カジキモデル」の中でもレアな「白カジキ」モデル |
1984年にカシオから発売されたデジタル腕時計、W-200 です。
以前に紹介した初代G-SHOCK より前のダイバーズウォッチ(CASIO DW-1000)は文字盤にダイバーのアイコンが描かれていましたが、本モデルは文字盤に「カジキマグロ」のアイコンが描かれた、いわゆる「カジキモデル」の一つです。
「カジキモデル」はCASIOのビンテージダイバーズウォッチの中でも最近非常に人気が高く、状態の良いものはネットオークション等で非常に高値で売買されています。
海外でも「CASIO vintage Marlin(Marlin はカジキマグロの意味)」と呼ばれ、大人気のようです。
私の手元にはかなり以前に入手したカシオのカジキモデルが何本かあるのですが、中でもかなりレアといえるのが本モデルです。
ダイバーズウォッチとしてハードに使われていたためか、少しキズが多い状態です。
他のカジキモデルは文字盤のカジキマグロが「水色」で描かれていますが、本モデルはカジキマグロが「白色」の「白カジキモデル」です。
(経年変化で退色したのではなく、最初から文字盤の枠もカジキも白色です。)
文字盤は白を基調に「ALARM CHRONOGRAPH」「WATER RESIST 100M」の文字だけがエメラルドグリーンで描かれ、非常にバランスのとれたデザインです。
本モデル、時刻表示時に右下ボタンを押すと「秒⇔曜日」を切り替えることができますが、上の写真のように金曜日の「FR」のRの斜めの部分をかなり無理矢理表現している関係で、一番右の位だけ右下のセグメントのスキマが大きくなっています。
上の写真はストップウォッチモードですが、右下の2桁を用いた1/100秒計測ストップウォッチではなく、右上の1桁を用いた1/10ストップウォッチです。
今回紹介したモデルは文字盤の枠が白色ですが、同じ型番(W-200)で文字盤とボディーの色が「オレンジ」のモデルと「青」のモデルが存在しています。
オレンジ色と青色のモデルはさらにレアで、日本国内ではほとんど流通していないようです。(海外向けモデル?)
(ちなみにオレンジ色と青色のモデルもカジキのアイコンは白色です。)
以前他のモデルの紹介でも書きましたが、本モデルも単に「CASIO W-200」で検索すると、現行の BABY-G(G-MS)や、カシオの電子キーボードが出てきます。
カシオは過去のモデルと類似の型番を全く別のモデルに付けるのは是非やめてほしいです。