| 発売年 | 1984 | 定価 | ??? | モジュール | A708 | |
| 機能 | 秒表示 | ○ | アラーム | - | 音 | - |
| 曜日表示 | ○ | SW | - | ライト | ○左 | |
| 年設定 | 1980-2099 | DT | ★ | ボタン数 | 4 | |
| 特徴 | 曲面ガラス採用は文字盤の情報量の多さを上手く隠すため? | |||||
セイコーから1984年に発売された ワールドタイム デジタル です。
型番は A708-5000 です。
アナログの世界時計と同様、周囲にずらっと世界の都市名が並んでいますが、今から40年近く前のデジタル腕時計であることから、記載されている都市名が時代を感じさせます。
そこで、現在の世界時計に記載される代表的な都市と比較してみました。
現在セイコーはデジタル腕時計の世界時計を生産していないので、CASIOのデジタルの世界時計「AE1200WHD-1A」(モジュール3299)と比較してみました。
カシオの現行モデルは取説PDFがカシオのサイトからダウンロードできます。
| 時差 | SEIKO A708 | CASIO AE1200 | ||
| -11 | - | - | PPG | パゴパゴ |
| -10 | HONOLULU | ホノルル | HNL | ホノルル |
| -9 | ANCHORAGE | アンカレッジ | ANC | アンカレジ |
| -8 | - | - | YVR | バンクーバー |
| LOS ANGELES | ロサンゼルス | LAX | ロサンゼルス | |
| -7 | - | - | YEA | エドモントン |
| DENVER | デンバー | DEN | デンバー | |
| -6 | - | - | MEX | メキシコシティ |
| CHICAGO | シカゴ | CHI | シカゴ | |
| -5 | NEW YORK | ニューヨーク | NYC | ニューヨーク |
| -4 | CARACAS | カラカス | - | - | - | - | SCL | サンティアゴ |
| - | - | YHZ | ハリファックス | |
| -3.5 | - | - | YYT | セントジョンズ |
| -3 | RIO DE JANEIRO | リオデジャネイロ | RIO | リオデジャネイロ |
| -2 | - | - | FEN | フェルナンド・デ・ノローニャ |
| -1 | - | - | RAI | プライア |
| 0 | GMT | グリニッジ標準時 | UTC | 協定世界時 |
| - | - | LIS | リスボン | |
| LONDON | ロンドン | LON | ロンドン | |
| +1 | - | - | MAD | マドリード |
| PARIS | パリ | PAR | パリ | |
| - | - | ROM | ローマ | |
| - | - | BER | ベルリン | |
| - | - | STO | ストックホルム | |
| +2 | - | - | ATH | アテネ |
| CAIRO | カイロ | CAI | カイロ | |
| - | - | JRS | エルサレム | |
| +3 | MOSCOW | モスクワ | MOW | モスクワ |
| - | - | JED | ジェッダ | |
| +3.5 | TEHRAN | テヘラン | THR | テヘラン |
| +4 | DUBAI | ドバイ | DXB | ドバイ |
| +4.5 | - | - | KBL | カブール |
| +5 | KARACHI | カラチ | KHI | カラチ |
| +5.5 | NEW DELHI | ニューデリー | DEL | デリー |
| +5.75 | - | - | KTM | カトマンズ |
| +6 | - | - | DAC | ダッカ |
| +6.5 | RANGOON | ラングーン | RGN | ヤンゴン |
| +7 | BANGKOK | バンコク | BKK | バンコク |
| +8 | SINGAPORE | シンガポール | SIN | シンガポール |
| HONG KONG | 香港 | HKG | 香港 | |
| PEKING | 北京 | BJS | 北京 | |
| - | - | TPE | 台北 | |
| +9 | - | - | SEL | ソウル |
| TOKYO | 東京 | TYO | 東京 | |
| +9.5 | - | - | ADL | アデレード |
| +10 | GUAM | グアム | GUM | グアム |
| SYDNEY | シドニー | SYD | シドニー | |
| +11 | - | - | NOU | ヌーメア |
| +12 | - | - | WLG | ウェリントン |
本モデルは都市名が風防に直接記載されているため、都市名もデジタル表示の CASIO AE1200 と比較すると都市の数が少ないのは当然として、注目すべき点がいくつかあります。
本モデルの発売年(1984年)は現在と比較して、
・ベネズエラの「カラカス(-4)」は、1980年代初めまではオイルマネーにより南米で最も裕福な都市でしたが、ベネズエラの経済危機・政情不安から徐々に衰退し、現在では南米で最も治安が悪い都市の一つとなってしまいました。
・GMT(Greenwich Mean Time:グリニッジ標準時)がいつの間にか UTC(Universal Time, Coordinated:協定世界時)に変わっています。
UTCは「セシウム133」を使用した原子時計」をベースに、地球の自転速度の変化などを「うるう秒」で調整した時間のことで、日常生活レベルでは GMT と全く同じです。
・インドの首都「ニューデリー(+5.5)」は、この間市街の拡大が進み、元々は別の都市であった「オールドデリー」と一体化して実質的に一つの都市になってしまったため、現在では単に「デリー」と表記されるのが一般的になっています。
・ビルマの「ラングーン(+6.5)」は、1989年に「ヤンゴン」に改名されました。都市コード「RGN」はそのままです。
ちなみに国名自体も1989年に ビルマ → ミャンマー に改名されています。
・中国の「北京(+8)」は、1980年代は国際的にも一般的に「ペキン」と呼ばれていましたが、正式な英語表記は「Beijing」であり、都市コードも「BJS」です。
![[SEIKO WORLD TIME A708]](img/SEIKO_WORLD_TIME_A708_02.jpg)
![[SEIKO WORLD TIME A708]](img/SEIKO_WORLD_TIME_A708_03.jpg)
![[SEIKO WORLD TIME A708]](img/SEIKO_WORLD_TIME_A708_04.jpg)
![[SEIKO WORLD TIME A708]](img/SEIKO_WORLD_TIME_A708_05.jpg)
機能的にはワールドタイム機能がメインで、アラーム機能、ストップウォッチ機能はありません。
ワールドタイム機能を使いこなしながらアラーム機能を使うのは頭が混乱しそうな気がします。
また、デザイン的には、風防ガラスが曲面ガラスであることが特徴です。
曲面ガラスを採用したモデルは視認性が落ちる場合が多く、デジタル腕時計にはほとんど採用されないのですが、本モデルは視認性をほとんど落とすことなく曲面ガラスを取り入れています。
世界時計は文字盤の情報量が多いためガチャガチャした感じになりがちですが、本モデルは曲面ガラスで文字盤の情報量の多さをカバーしつつ、上品な感じのデザインに仕上がっています。
![[SEIKO WORLD TIME A708]](img/SEIKO_WORLD_TIME_A708_06.jpg)
![[SEIKO WORLD TIME A708]](img/SEIKO_WORLD_TIME_A708_07.jpg)
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