1977年にセイコーから発売されたセイコー クォーツ A129 です。
モデル番号は以前ご紹介したSEIKO QUARTZ A031 と若干離れていますが、同じ1977年に発売されたモデルです。
SEIKO A031 は「アラーム機能」が搭載されていましたが、A129 はアラーム機能が無い代わりに「ストップウォッチ機能」が付いています。
現在ではデジタル腕時計にストップウォッチ機能は当たり前のように付いていますが、当時としては画期的な機能でした。
当時のストップウォッチはアナログで、1/10秒単位の計測が一般的であったためか、本モデルのストップウォッチ機能も（1/100秒単位で無く）1/10秒単位となっています。

ベルトは入手時から付いていたもので、セイコー純正ですが、本モデル用のものではないようです。
でもデザイン的に全体のバランスが良いので、そのまま使っています。
シンプルかつ端正な良いデザイン、と思うのですがいかがでしょうか。
ちなみに A129 の文字盤の色は、ここでご紹介した青色のモデルの他に、白・黒の計3種類のモデルがありますが、型番はいずれも「A129-5000」と全く同一です。

ストップウォッチ機能画面が1/10秒単位のため「0:00 -0」という表示の仕方になっていて、1/100秒単位のストップウォッチに慣れた目にとっては逆に新鮮に映ります。