発売年 | 1980's | 定価 | ??? | モジュール | L1310 ? | |
機能 | 秒表示 | ○ | アラーム | ○ | 音 | ○ |
曜日表示 | ○ | SW | 1/1000 | ライト | - | |
年設定 | 1980-2019 | DT | ○ | ボタン数 | 3+アナログ用ダイアル | |
特徴 | アナデジテンプは腕時計より置時計の方が好相性? |
シチズンから発売された「ANA-DIGI TEMP CLOCK」です。
当サイト初(そして多分最後の)置時計(クロック)の紹介となります。
CITIZEN ANA-DIGI TEMP(腕時計)は 1982年に発売開始された人気モデルで、その後様々なコラボモデルや復刻モデルが発売され、つい最近も「スターウォーズ」コラボモデルが発売されています。
アナデジテンプ独特のアナログ2連ダイヤルを C3-PO に見立てたモデルはなかなか良い感じですが、それはさておき、これらのコラボモデル&復刻モデル、実は1982年発売当時のものと同じモジュール(No.8988と8989)を使っているんです。
「復刻モデル」というよりは「継続販売モデル」と言った方が正確な表現かもしれませんね。
1980年代の「当時モノ」と現行販売モデルとが正直ほとんど見分けが付かないため、ビンテージデジタル腕時計を中心に紹介する当サイト(olddigitalwatch.jp)でとりあげるのもなんだかくやしかったので、あえて olddigitalwatch ではなく olddigitalclock である本モデルを紹介することにしました。
紹介と言っても、本モデルに関しては発売年、モデル名など基本的な情報がいくら探しても全く見当たらず、全く謎のモデルです。
1980年代までシチズンのクォーツ時計に採用されていた「CQロゴ」がプリントされているので、1980年代の製品であることは確かですが・・・
左上のスリット部はアラームのスピーカー部、左下のスリット部はサーモセンサー部です。
デザイン的にもかなりカッコいいモデルかと思います。
アナデジテンプ(ウォッチ)は発売当時から日本国内・海外ともかなりの人気で、かなりの数の「当時モノ」が現存していますが、このアナデジテンプ(クロック)はネットオークションやeBay的なサイトでも見かけたことがなく、もともとの生産数自体がかなり少なかったものと思われます。
大きさは縦約8.5cm、横約7cmと、卓上に置いておくのにちょうどよいサイズです。
置時計なのでボタン電池ではなく、単4乾電池(AAA電池)で動作します。
本モデル、アナログ部は小型の置時計で標準的なダイヤル方式ですが、デジタル部はアナデジテンプ(腕時計)と全くといっていいほど同じつくりです。
機能としては、腕時計版では左から「TIME」「DATE」「ALM」「DU.T(デュアルタイム)」「ST.W」と並んでいる各機能が、本モデルも全く同じ並び順で下から並んでいます。
ボタンの割り当ても操作方法も、腕時計版/置時計版で共通です。
腕時計版でのウリでモデル名称にもなっている「TEMP(気温)」計測機能は、腕時計版では「装着時は体温の影響を受けてあまり正確に測定できない」という割と根本的かつ致命的な問題がありましたが、置時計版ではそのような問題が無いため、かなり正確に気温を測定してくれます。
「アナデジテンプ」は実は腕時計より置時計の方が相性良いのでは、と思わせてくれます。
ただ逆に、置時計版でも腕時計版と同じ「1/1000計測ストップウォッチ」機能が付いています。
果たして置時計に1/1000計測を求めている人が一体どのくらいいるのでしょうか??
いろいろと謎も???な点も多い置時計ですが、本モデルも復刻して、復刻版アナデジテンプ腕時計とセットで売ったらそれなりに売れそうな気がします。
シチズンさんいかがでしょうか。
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