[CASIOTRON 03-502]

【CASIOTRON 03-502】[OLD!]

発売年1975?定価???モジュール03
機能秒表示アラーム--
曜日表示SW-ライト○左
年設定-DT-ボタン数4
特徴カシオデジタル最初期モデルにして完成されたデザイン

1975年?にカシオから発売された CASIOTRON 03-502 です。
カシオが世界初のオートカレンダー搭載のデジタル腕時計「カシオトロン QW02」を発売したのが1974年11月で、本モデルもその後すぐに発売されたモデルです。
ネットでかなり調べてみましたが、モジュール 01よりモジュール 02の方が先に発売されたということが分かっただけで、本モデル(モジュール 03)の正確な発売年月は分かりませんでした。
裏蓋の製造番号も、現在のカシオ腕時計とは異なり、製造年月は反映されていません。

スクエアタイプのケースの両サイドに2つずつボタンを配置したデザインは、それまでのアナログ腕時計には無かったデザインで、その後のデジタル腕時計の1つの標準デザインとなった、というのはちょっと言い過ぎでしょうか。
でも、最初期のデジタル腕時計としては非常に完成度の高いデザインかと思います。

[CASIOTRON 03-502]
PM2時31分0〜9秒
右端は「PM」表示
[CASIOTRON 03-502]
オールステンレスの
無骨なデザイン

デジタル腕時計での「秒」表示は SEIKO 06LC が世界で初めて1973年に実現していましたが、当時はまだ一般的では無く、本モデルは時刻表示の上のゲージが点滅しながら10秒ごとに1コマ進んでいくタイプの秒表示を採用しています。
そのため、ぱっと見で分かるのは10秒単位で、しばらく見続けないと正確な時刻は分かりません。
また、秒表示部の一番右側は「PM」を示すインジケーターとなっています。
また「Sun」表示は赤色のため退色してほとんど見えません。

[CASIOTRON 03-502]
「Liquid Crystal」は
少しクセのあるフォント
[CASIOTRON 03-502]
ミラネーゼタイプの
ベルトとバックル

私の持っている本モデルは入手時からミラネーゼタイプのベルトが装着されていました。
ネットで調べる限り、03-502 に最初から装着されているタイプとは異なるようですが、何となくそのまま使っています。
無骨な感じのボディと繊細な感じのベルトが絶妙のバランスで、オールドデジタル腕時計のビンテージな雰囲気が出ていると思っているのですが、いかがでしょうか。




[sanyowatch]Author: sanyowatch

1970年代〜1980年代を中心とした古いデジタル腕時計を蒐集しております。
少しずつ紹介していきます。
I like vintage digital watch.
I also like junk old digital watch.

先月のアクセス数トップ3
新着・内容アップデート
ランダムリンク(メーカー別)
 スポンサードリンク