発売年 | 1976 | 定価 | ??? | モジュール | 9021 | |
機能 | 秒表示 | ○ | アラーム | ○ | 音 | ○ |
曜日表示 | - | SW | - | ライト | ○左 | |
年設定 | - | DT | - | ボタン数 | 前2横2 | |
特徴 | アラーム機能黎明期の工夫が詰まったモデル |
1976年にシチズンから発売された CRYSTRON LC ALARM です。
モデル番号(型番):50-2014
本モデルを掲載しようとして色々調べていたら、以前紹介した CRYSTRON_ALARMと中身(モジュール)が全く同じ(9021)であることに気づきました。。
CRYSTRON_ALARMはアラーム音が小さかったので、早速聞き比べてみたら、こちらのモデルは結構はっきりした音でした。
アラーム音が小さかったのは、モデルの特性ではなく、単に音を出す部分、あるいは音をボディの中で増幅させる部分の不具合だったようです。
中身はCRYSTRON_ALARMと同じものの、このモデルは丸みを帯びたデザインで、全く印象が異なります。
おかげで中身が同じことに長い間気づきませんでした。
裏蓋はCRYSTRON_ALARMと全く同じで、一見スクリューバックなのですが実はコジ開け器で開ける、というタイプです。
裏蓋の内側にもう一枚内蓋が付いており、アラーム音を腕時計内部で反響・増幅させるために、外蓋と内蓋の間にはスキマがあります。
(前回と中身が同じでネタが無くなってしまったので)アラームの設定方法について紹介します。
このモデルは24時間制表示ができないため、アラームのAM/PMは「時」と「分」の間のコロン(:)で確認します。
上の写真はアラームを午前7時に設定した例ですが、コロンの「上の点」だけが点灯しています。
これが午後の場合は「下の点」だけが点灯し、AM/PMを見分けることができます。
また、アラームの ON/OFF は秒表示のところの「○」で見分けます。(写真はアラーム ON の状態)
限られた表示部に工夫して最大限の機能を詰め込んでいるのが分かります。
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